ペンタトニックスケール+♭5(フラットファイブ)
今回は、ペンタトニックスケールに♭5(フラットファイブ)を加えたアドリブ・ギターソロ練習フレーズを紹介します。
この♭5の音は、いわゆる「ブルーノート」と呼ばれる音で、ペンタトニックスケールに取り入れることで、
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よりブルージーな響き
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ダークで緊張感のある雰囲気
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ロックらしい荒々しさ
を簡単に表現できるようになります。
ロック・ブルースギターを弾くうえで、この♭5の使い方は必須レベルの音使いです。
ぜひフレーズを通して、実践的に身につけていきましょう。
基本となるマイナーペンタトニックスケールは、5つの音で構成されています。
そこにルートから見て♭5度の音を加えたものが、「ペンタトニックスケール+♭5(ブルーススケール)」です。
この♭5の音は、
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常に安定して使える音ではない
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強い緊張感を持つ
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解決感のある音へ向かわせる役割を持つ
という特徴があります。
そのため、伸ばしすぎず、経過音・装飾音として使うという意識が非常に重要になります。
今回の練習フレーズについて今回は、ペンタトニックスケール+♭5を使った
実践的なアドリブ練習フレーズを2つ用意しました。
どちらのフレーズも、
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ボックスポジションに縛られない
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実際のソロで使いやすい
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フレーズ作りの考え方が身につく
ことを目的に作られています。
単なる指の練習ではなく、「なぜここで♭5を入れるのか」という感覚をつかむことを意識して練習してみてください。
フレーズ①
フレーズ①では、複数のボックスポジションを組み合わせながら、ポジションごとに使用頻度の高い♭5の音を取り入れたフレーズを紹介しています。
このフレーズのポイントは以下の通りです。
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各ポジション内での♭5の位置を把握する
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レガートで♭5を自然に通過させる
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半音チョーキングでブルージーに表現する
特に、半音チョーキングで♭5を使う表現は、ロック・ブルースギターでは非常によく登場します。
無理に強調しすぎず、「一瞬だけ緊張感を出して、すぐに安定した音へ戻る」という流れを意識して練習しましょう。
フレーズ②
フレーズ②では、さらに一歩踏み込んで、和音を使った♭5のフレーズや、ブルース定番の下降フレーズに♭5を取り入れた例を紹介しています。
このフレーズの特徴は、
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単音だけでなく和音的に♭5を感じられる
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ブルースらしい王道の流れを学べる
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バッキングとの絡みを意識しやすい
という点です。
下降フレーズに♭5を加えることで、フレーズ全体に「粘り」や「渋さ」が生まれます。スピードよりも、
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音の配置
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リズムの間
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解決する音の位置
を意識しながら、ゆっくりと練習してみてください。
練習時の重要ポイント
ペンタトニック+♭5の練習では、以下の点を意識すると効果的です。
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♭5を長く伸ばしすぎない
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必ず前後の音との関係を意識する
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解決先の音を決めてから弾く
また、フレーズをそのままコピーするだけでなく、
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♭5を入れる場所を変えてみる
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使う回数を減らしてみる
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チョーキング以外の奏法で試してみる
といったアレンジもおすすめです。
まとめ
ペンタトニックスケールに♭5を加えることで、
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よりブルージーでダークな響きが得られる
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ロック・ブルースらしい表現力が大きく向上する
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ソロの説得力が一段階上がる
ようになります。
♭5は「多用する音」ではなく、効果的に使うことで真価を発揮する音です。今回のフレーズを通して、ぜひ自分のアドリブやギターソロに取り入れてみてください。
福岡ギター教室 LIGHT GUITAR MUSIC SCHOOL


