メジャースウィープ・ピッキングの弾き方のコツについて解説していきます。
今回はメジャーキーの3本弦アルペジオのパターンです。
スウィープピッキングはテクニカル系のギタリストにとって必須であり、ギターをやっていれば一度は憧れるテクニックですよね。
初期のハードロックではスケールを意識したソロが基本で、コードトーンを意識したアルペジオフレーズはあまり使われていませんでした。
そんな中、イングヴェイ・マルムステーンを筆頭に超絶テクニカルギタリストが多数現れ出してから、これまでジャスのギタリストが良く使用していたアルペジオをダブル・バスの上で、超高速で弾き始めたのがキッカケです。
この時に使わた奏法がスウィープ・ピッキングというテクニックで、ダウンまたはアップ・ピッキングを弦移動の際に連続して行う動作によってアルペジオフレーズを効率よく、尚且つ、オルタネイトピッキングでは不可能なくらい超高速で弾くことができます。
このスウィープ・ピッキングの難点はリズムキープが非常に難しくなるということです。
実は、ヘビーメタル、ハードロック系のテクニカル系のギタリストであってもこのスウィープ・ピッキングをあまり使用しない人は多数います。
理由は様々あるとは思いますが、このリズムキープが難しいというのが理由で使わないギタリストも多いです。
構成音に関しては技術面と比べ逆にシンプルで、コードの構成音以外はほとんど使用せずコードもシンプルなトライアド(3和音)の場合が多いです。
例えば、Cメジャーコードのスウィープの場合はド・ミ・ソ(C.E.G)しか弾かないということです。
スウィープ・ピッキングの基本系として3本弦を使用したメジャーキーでのフレーズを解説しています。複数の弦を1つの指で押さえるジョイント部分がでてくるので1音1音しっかり分離させて弾くように心がけましょう。
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