メジャーキーに続いてマイナーキーのスウィープです。技巧派ギタリストを目指すならこれもマスターしておきましょう!
マイナーのスウィープもコードトーンで構成されたマイナー・ドライアドを使用します。
ハードロックやヘビーメタルの曲中に使用されるスウィープの構成音はメジャー・トライアドとマイナー・トライアドがほとんどでテンション音を含んだフレーズはあまり使用されません。(テンション音を使用する事でよりアカデミックなフレーズを作り出す事はできる)
つまり、スウィープ・アルペジオのフレーズは伴奏のコード進行にそったコードトーンで弾かれるためメジャーとマイナーをマスターしておけば大抵は対応出来るようになります。
また、アドリブで使用したい場合は、各ポジションを把握した上で、メジャーとマイナーのフォームで唯一異なる音である3度のポジションを確実に知っておくことが重要になります。
テクニック面で言うと、やはりリズムキープをしっかり意識しましょう。ですのでスウィープは早いフレーズが多いので最初からどうしてもテンポ早くして練習してしまいがちで、テンポを遅くしてみと意外に全く弾けないと言う場合がよくあります。
このことからもスイープの練習もゆっくりしたテンポから始めることをお勧めします。
また、スウィープは音を分離させてクリアに弾かないといけません。
フレーズによっては、1本指ジョイントを多用するので、関節を曲げ伸ばしが重要になってきます。
これが、なかなか上手くいかないという人は2〜3弦に関して若干、ブリッジミュート気味に弾いても良いでしょう。そうすることで1音1音が明瞭にタイトなサウンドで弾く事が出来ますので、歪みの深さや曲の雰囲気に合わせてミュート具体を調整してみて下さい。
3本弦を使用したマイナースウィープ・ピッキングの弾き方の解説動画
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