ペンタトニックスケールを使ったアドリブ練習・応用フレーズ解説
今回は、ペンタトニックスケールを使ったアドリブ練習の応用フレーズを紹介します。
テーマは「広範囲なポジショニングで自由に弾けるようになること」です。
ペンタトニックスケールは、ギターを始めた多くの方が最初に覚えるスケールですが、
「覚えたはいいものの、いつも同じ場所・同じ形でしか弾けない」
という悩みを持つ方も非常に多いです。
今回紹介するフレーズは、そうした悩みを解消し、
指板全体を使った立体的なアドリブ演奏につなげることを目的としています。
ペンタトニックスケールの基本とよくある壁
ペンタトニックスケールといえば、まず最初に覚えるのが
**縦方向に動く「ボックスポジション」**です。
このボックスポジションは、
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指板で覚えやすい
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音を外しにくい
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アドリブの入り口として最適
という大きなメリットがあります。
一方で、ボックスポジションだけに頼っていると、
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演奏できる範囲が狭く感じる
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フレーズが毎回似てしまう
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指板全体を使ったソロが作れない
といった壁にぶつかりやすくなります。
つまり、縦移動だけのペンタトニックから
横方向・斜め方向も含めたペンタトニックへ発展させることが、次のステップになります。
今回のアプローチ:広範囲に使うペンタトニック
そこで今回は、ペンタトニックスケールをより広範囲に使えるようになるための
応用フレーズを2つ用意しました。
今回のフレーズでは、以下のような要素を意識しています。
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複数のボックスポジションをつなぐ
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斜め方向へのポジション移動
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横方向へのスライド移動
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ストレッチを使った音域の拡張
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実践的なテクニックの組み合わせ
「指板の中を移動しながらフレーズを組み立てる感覚」を身につけることが目的です。
フレーズ①
フレーズ①では、複数のボックスポジションをつなぎながら、斜め方向へ移動していくフレーズを紹介しています。
ペンタトニックスケールは、各ポジションが指板上で規則的につながっています。
そのため、縦だけでなく「斜め」に移動することで、
自然に音域を広げることが可能です。
このフレーズで意識してほしいポイントは以下の通りです。
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次のポジションへ移動するタイミング
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どの音を軸にしてポジションをつないでいるか
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無理のない指運びになっているか
最初はポジション移動が難しく感じるかもしれませんが、
ゆっくりテンポで練習することで、
「どこに行っても同じスケールが続いている」感覚が身についてきます。
フレーズ②
フレーズ②では、さらに一歩進んで、
複数の奏法を組み合わせた実践的なアドリブフレーズを紹介しています。
このフレーズには、以下のようなテクニックが含まれています。
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スライドによる横方向の移動
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スウィープピッキングを使った音のつながり
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ハイブリッドピッキングによる音色の変化
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ハンマリング・プリングを中心としたレガート奏法
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フルピッキングによるアタック感の強調
重要なのは、これらの奏法を「見せ技」として使うのではなく、
フレーズの流れを自然につなぐための手段として使うことです。
すべてを一度に完璧に弾こうとせず、
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まずはリズムを安定させる
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次に音のつながりを意識する
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最後にニュアンスを整える
という順番で練習することをおすすめします。
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