声がこもる原因と抜ける声の作り方|共鳴の基礎と改善法
「声がモワッとして聞こえる」
「通らない・前に飛ばない」
「こもっていて何を言っているか分かりにくいと言われる」。
こうした悩みは、声量や音程の問題ではなく
共鳴(きょうめい)の使い方が原因で起きていることがほとんどです。
本記事では、声がこもる本当の理由と、
抜ける声を作るための共鳴の基礎・改善トレーニングを解説します。
声がこもるとはどういう状態か?
声がこもる状態とは、
音が口や鼻の中で滞り、外に放射されていない状態です。
声自体は出ていても、響きが前に抜けないため、
実際よりも小さく、ぼやけて聞こえます。
多くの場合、喉の奥・口の中・鼻腔の使い方が偏っており、
共鳴空間が十分に活用できていません。
声がこもる主な原因
1. 響きが喉の奥に集まっている音が喉の奥で止まり、前に飛ばないと、
声は暗くこもって聞こえます。
特に、喉に力が入りやすい人に多い傾向です。
口の縦方向が十分に開かないと、
音の出口が狭くなり、共鳴が減少します。
鼻の奥(鼻腔)を使った共鳴が不足すると、
声は前に抜けにくくなります。
抜ける声を作るための3ステップ
ステップ1:喉の力を抜く- あくびをするように喉を縦に開く
- 首・顎・舌の力を意識的に緩める
- 「楽に出る声」を基準にする
鼻から頬にかけての「マスクゾーン」に響きを集めます。
- 「ング」で鼻腔の振動を感じる
- その響きを保ったまま「マ・ミ・ム・メ・モ」
- 喉ではなく顔の前側が振動する感覚を優先
母音が奥に引っ込むと声はこもります。
口の前で母音を作る意識を持ちましょう。
- 「ア・エ・イ・オ・ウ」をはっきり発音
- 口を縦に開く
- 音を前に飛ばすイメージを持つ
練習時の注意点
- 喉で音を作ろうとしない
- 無理に明るい声を作らない
- 録音して客観的に確認する
- 共鳴が前にある感覚を優先する
よくある質問
Q. 鼻声とは違うのですか?鼻声は鼻に音がかかりすぎている状態ですが、
こもり声は喉や口の奥で音が滞っている状態です。
マスク共鳴は、鼻にかけるのではなく
鼻腔を「通過させる」イメージです。
無理に声色を変える必要はありません。
共鳴位置が整うと、自然に抜けの良い声になります。
まとめ|声がこもる人は共鳴の使い方を見直す
声がこもる原因は、声量や才能ではなく
共鳴空間の使い方にあります。
喉を緩め、響きを前に集めることで、
無理なく抜ける声を手に入れることができます。
- 喉で止めない
- 響きを前に集める
- 母音をはっきり出す
まずは「ング→マ行」の練習を毎日数分取り入れてみてください。
声の抜け感が変わってくるはずです。



