ギターの個人練習の質によって上達スピードは大きく変わってきます。
その練習の質を上げるためには意識の仕方が重要になります!
例えば、自分の好きな曲をただひたすらタブ譜通りに弾く練習方法ですが、繰り返し練習する事で確実にその完コピ度は上がっていきます。
安定したプレイを身につけることができ、曲全体の流れや曲構成を理解できるようにもなります。
その曲をタブ譜通りに弾けるようになったら次また違う曲を練習する。
この練習だけを繰り返し行なっている人は結構、多いです。
もちろん、この練習だけでも確実に上達していけるのですが、もったいない練習方法でもあります。
なぜかと言うと上記の練習方法だと、弾けるか弾けないかという指の運動的な練習がメインになってしまっているからです。
どうすれば良いのかと言うともっと’考える’という意識を持って練習をすることが大切です!
例えば、
曲のキーを把握した上でコード進行の構成を理解する。
コード上で使用されているスケールを理解する。
そのフレーズ一音一音が何度の音なのか。
何連譜のフレーズなのか
こういった理論的な考え方と、
より効率的なフィンガリングやフォーム、どういったピッキングで弾くのか等といった技術的な面。
サウンド面でもどういった音作りをしているのか、機材は何を使用しているのかといった事も研究することが重要です。
沢山の曲をコピーすることは非常に良い事ですが一曲に対してどれだけ深く考えて研究できているかが最も重要です。
要するに、一曲の中で「なぜ?」という箇所を沢山見つけることが最速で上達できるポイントになります。
なぜ、このコード進行なのか?
なぜ、このコードはダイアトニックコードではないのか?
なぜ、このスケールなのか?
なぜ、途中でスケールが変わったのか?
なぜ、上手く弾けないのか?
なぜ、同じフレーズを弾いているのにオリジナル音源と違って聴こえるのか?
等、このように色々な「なぜ?」をあなたなりに発見してください!
そうする事であなたのギター上達スピードは曲をコピーしているだけでも5倍は違ってきます。
ただ、あまりにもシビアに考え過ぎてしまうと楽しめなくなり、ギターを弾く事な嫌になってしまいますので、常に楽しみながらゲームをクリアしていく感覚で練習していきましょー!