ギター講師 松尾領一郎
こんにちは!福岡LGMS音楽教室の松尾です。今回はDeep Purple「Highway Star」のギターソロを解説します。難しいソロですが、パートを細かく分ければ練習の道筋が見えてきます。ぜひ動画とTAB譜を一緒に使ってチャレンジしてみてください!
まずは、音で覚える。
「Highway Star」ギターソロ演奏動画
音の粒立ち、チョーキングの到達音、右手のスピード感。まずは全体を聴いて、フレーズの輪郭をつかみましょう。
速いだけじゃない。
これぞロックギターの教科書。
ブルージーな表現と、クラシック音楽を思わせる規則的な速弾き。そのコントラストが「Highway Star」のギターソロを特別なものにしています。
リッチー・ブラックモアの
個性が凝縮された名演。
「Highway Star」は、Deep Purpleの1972年のアルバム『Machine Head』に収録されたハードロックの名曲です。
ギターソロは、豪快なベンドやビブラートで聴かせるフレーズから、コードの響きを感じるクラシカルな高速パターンへと展開します。単なるスピード勝負にせず、「歌わせる場所」と「正確に刻む場所」を弾き分けるのがポイントです。
- SONG / ARTIST
- Highway Star / Deep Purple
- GUITARIST
- Ritchie Blackmore
- ALBUM / YEAR
- Machine Head / 1972
- MAIN TECHNIQUES
- チョーキング、ビブラート、オルタネイトピッキング、高速16分音符
ギターソロ攻略の3つの鍵。
速さより先に、音程・リズム・左右の手の連携を整えることが近道です。
チョーキングは
「狙った音程」まで
前半には全音・半音・クォーターなどのベンド表記があります。上げ幅が違うとメロディーの印象も変わります。先に目標音を弾いて耳で覚え、到達音とビブラートの安定を意識しましょう。
高速16分音符は
一定のピッキングで
34小節目以降の繰り返しパターンは、力を入れるほど動きが大きくなりがち。ピックを弦に深く入れすぎず、ダウンとアップの振り幅を小さくして粒立ちをそろえましょう。
コードの変化を
フレーズで感じる
ソロ中にはDm・Gm・C・Aなどのコードが現れます。形だけを暗記するのではなく、コードが切り替わる位置を把握して練習すると、クラシカルなフレーズの流れがつかみやすくなります。
練習では「3つのモード」を切り替えよう
正しい指使いとチョーキングの到達音を確認。
遅いテンポで運指とピッキングの同期を優先。
アクセント、音の長さ、緩急を加えて仕上げる。
Highway Star / Deep Purple
ギターソロTAB譜(PDF)
実際の運指・リズム・ベンドの表記を確認できる全2ページのギターTAB譜です。動画と併用して練習に活用してください。
※PDFは全2ページです。スマートフォンや一部のブラウザーでプレビューが表示されない場合は、上の「PDF楽譜を開く・保存する」ボタンをご利用ください。
譜面のフレット番号だけを追うのではなく、チョーキング記号や休符、繰り返しのパターンにも注目すると演奏を再現しやすくなります。
楽譜に沿って攻略。
50小節を6つに分けて練習。
今回のPDF楽譜の小節番号を基準にした練習ガイドです。難しい箇所だけを繰り返せるように整理しました。
小節
ソロの入り・表情づくり
高音域のチョーキングとビブラートが主役。全音・半音・クォーターの違いに注意して、伸ばした音の余韻まで丁寧に。
小節
音の切り替えとリズム
短いフレーズとベンドの反復を整理します。14~15小節の細かな往復は弾く弦と指の順番を先に固定しましょう。
小節
コード進行に沿って展開
譜面上のDm → Gm → C → Aの流れを確認。ポジションとメロディーの移動をひとまとまりで覚えるとスムーズです。
小節
反復の精度と到達音
似たフレーズが続く場面。細かな差を見落とさず、ベンドの音程とリズムを安定させて次の速弾きに備えます。
小節
高速16分音符の反復
4音単位のパターンを意識して小さく刻むのがポイント。まず1拍、次に1小節、最後にコードの変化をまたいでつなぎます。
小節
開放弦の下降フレーズから締めへ
40~45小節の開放弦を交えた速い動きは不要な弦のミュートも重要。46小節以降は再び旋律を歌わせて、最後の音をきれいに締めましょう。
速弾きは、ゆっくりから強くなる。
最初から原曲の速さを目指すより、同じフォームで正確に弾けるテンポを少しずつ上げていきましょう。
運指を確認する
34~45小節の高速パートを数音ずつ区切り、力みなく動かせる速度から。
右手と左手をそろえる
ピッキングを一定に保ちながら、押弦のタイミングを合わせます。
パターンをつなげる
1小節ずつの反復から、2~4小節を止まらずに演奏する練習へ。
余計な力を抜く
粒が乱れる場合はひとつ前の速度に戻り、フォームとリズムを整えます。
原曲に合わせて仕上げる
速さだけでなく、前半の歌うような表現と後半の疾走感も意識しましょう。
※パーセンテージは原曲テンポに対する練習速度の目安です。全段階を必ず踏む必要はありません。
よくある練習の疑問。
Q. ギター初心者でも「Highway Star」のソロに挑戦できますか?
Q. 速い16分音符でピッキングが追いつきません。
Q. チョーキングの音程が合いません。
Q. スマートフォンでPDF楽譜が表示されないときは?
「このソロが弾きたい!」
その気持ちを、次の一歩に。
速弾きがうまくつながらない、チョーキングの音程が不安、ピッキングが力んでしまう。そんな悩みもマンツーマンなら、今の演奏を見ながら一緒に整理できます。福岡LGMS音楽教室では、好きなアーティストや目標の曲に合わせたギターレッスンを行っています。初めての方も大歓迎です。
次に練習したい曲も、きっと見つかる。
福岡LGMS音楽教室では、さまざまな曲のギター演奏動画を公開中。好きな音楽をきっかけに、ギターをもっと楽しんでください。

